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映画『LA LA LAND』(ララランド) 感想&評価 ~気鋭の若手の野心作~

ついに日本公開となった『LA LA LAND』(ラ・ラ・ランド)観てきました!

アカデミー賞では13部門14ノミネートを果たし2016年最高傑作といわれる本作。
アメリカの映画評価サイトRotten Tomatoでは84%(2017年2月26日現在)という高評価を受けています。

あらすじ

女優を夢見る勝気なミア(エマ・ストーン)は何度オーディションを受けても不合格。そんなある日、偶然入ったバーでミアはピアニストの演奏に心を奪われる。彼の名はセブ(ライアン・ゴズリング)。自分の店を持つことを願う自信家のジャズピアニストだった。後日パーティ会場で再開した二人は、お互いの夢と才能に惹かれ合い恋に落ちる。時にはすれ違いながらも支え合う二人の夢は叶うのか……。

感想(ネタバレなし)

抜群のビジュアルセンス

曲が素晴らしいのはもちろんのこと、50年代ハリウッドミュージカルを彷彿とさせるテクニカラーの衣装、ライティング、そして最大10分弱の一本撮りといった演出は見事です。

とりわけ印象的だったのはメインビジュアルにも使われている、LAの街を見渡す夕暮れの公園で二人が躍るシーン。
"You're not the type for me(君は僕のタイプじゃない)"
"I'm frankly feeling nothing(あなたには何も感じない)"
"What a waste of a lovely night(こんな素敵な夜が全くの無駄だ)"
と言いながら恋に落ちていく二人。黄昏時の青紫の空に映える黄色のドレスに白いシャツ。

まさに二人のためだけの景色と、ここでかかる曲『A Lovely Night』が恋の始まりを盛り上げます。
ちょうど『タイタニック』でジャックとローズが船の先端で十字のポーズを取るあのシーンのように、名シーンを作ろうという野心が見えた気がしました。 

それからプラネタリウムで二人が宙に浮かんでいくシーン。
二人だけの幻想的な世界に没入していく恋人たちをここまでうまく描く情景があったのかと感動しました。

一方、脚本は…

古き良きハリウッドへのオマージュとしての「ボーイ・ミーツ・ガール」でありながら、夢を追う二人の自信と不安、そして一度きりの恋といったアレンジのきいた面白いプロットでした。しかしながら多くは語られず、すぐに時間が移ろっていくため「もう少し、この感情を味わっていたかったのに」とおいて行かれた場面がいくつかありました。

最後の場面も、あれが酸いも甘いも噛み分けたオトナの味というものなのでしょうか。私にはわかりませんが……

総括

監督は『セッション』で注目を浴びた32歳の鬼才デミアン・チャゼル。
まさに気鋭の若手であり、そして同時に夢追い人の一人である彼の野心が詰まった一作だと思いました。

まだの方もぜひ映画館でご覧ください!



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